top of page
検索
  • 山内 常人

腰椎の前弯と腹圧について

腰椎の前弯と腹圧について

腰椎は正常では軽い前弯を形成しているが、前弯が増強するほど腰痛のリスクは高くなる。椎間板の後方にかかる圧が高くなり、変性を起こしやすくなる。当初は後方だけの潰れが時間と伴に後方から前方へと椎間板は完全に潰れて行く。椎間板に均等な圧がかかる状態、椎間板がどこでも水平に近い状態(換言すれば真っすぐな背骨)が椎間板に変性を作らない状態である。しかし実際では前屈を多くとる人間の生活では後方に引っ張る筋肉が強くできていて腰椎は前弯を作ることになる。

さて腹筋の表層の筋肉(腹直筋、腹横筋、内外腹斜筋)は腹圧は作れるが腰椎を前から守れるほどの力はない。腰椎を前から突っ張るほど(前から押す程の)の力があるとすれば腰椎は後弯を形成しなければならない。腰椎の圧迫骨折を起こすかしていなければありえない事である。

腹圧では腰椎は守れない(直接及び間接に腰椎に付着する腸腰筋の補助にしかならない)インナーの腹筋を鍛えるしかないのだ。

見せかけの腹筋だけでは腰椎は守れない!ただ排泄はうまくいく(^_-)-☆

閲覧数:60回0件のコメント

最新記事

すべて表示

ジョッギングや歩行は脊椎の椎間関節や椎間板、下肢の股関節や膝関節、足関節の軟骨を擦り減らす運動である。元々体重が乗って関節を動かす動作で軟骨が擦り減る。 若い年代では軟骨の再生能力が高く、すり減った軟骨は1日から数日で再生が可能だが、中高年になると消費が再生を上回り、元の軟骨の状態には戻ることなく軟骨の消失の連動に繋がる。結局たくさん歩くことで腰痛や膝痛を起こすことになる。 ではどうすればいいのか

bottom of page