歩く事が好きならば今後脊椎骨折や大腿骨頚部骨折を引き起こさないために・・・
ただ漫然と歩くのではなくて何メートルかは太ももを水平になるまで高く上げる歩き方を取り入れましょう。
一方の下肢の踵が上がると他方の下肢は軽く膝を屈曲するだけでその下肢は前に移動させられます。この運動では股関節を屈曲する腸腰筋は強く使われていません。下肢が振り出されているだけです。これが歩いていても高齢者が脊椎骨や股関節の骨折を起こす理由です。同じ様な恰好のジョッギングでも然りです。ある一定の間だけでも高く膝を持ち上げた歩きや走りを心掛けるべきです。
またその様な歩き方を続けていると、体重はかかるのに筋力が低下して関節を突っ張れない状態で関節運動をしている訳で結局関節軟骨は擦り減ってしまいます。老化による筋力低下を防ぐ事ができないのです。擦り減った関節軟骨は若い時のように十分に再生する事はまずありません。関節痛の原因となる変形性関節症へと変化して行きます。
動物は動く物で歩く事などの動きを否定する事はできません。 動かす物の低下はその他の内臓の機能低下に繋がるのも明らかです。もう少し筋肉と向き合った生活を考えて行きましょう(^_-)-☆